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ビルIT化支援の新会社を設立 日建設計らが出資

2001.07.02 17:18

 日建設計とNTTコミュニケーションズは共同でビルのIT化を手掛けるブロードバンド・エンジニアリング(千代田区)を昨月設立した。
 出資の比率は日建設計51%、NTTコミュニケーショズ49%で、日建設計はビルの設計側の視点で、NTTコミュニケーショズは通信システムの視点でビルのIT化を捉え、トータル的なビルのIT環境を整備する。
 同社の業務内容は、IT環境整備、ファシリティ・マネジメント整備、IT応用展開が3つの柱となる。
 IT環境整備は、建物、設備に次ぐ第3のインフラとしてビルのIT環境を整備するというもの。具体的には、ビルネットワークの企画、設計、構築、運営、管理支援、通信回線トラフィック調査及び料金管理、ブロードバンド基幹ネットワークの整備、無線電話・LAN環境の整備、地域エリアネットワークの整備などを手掛ける。
 ファシリティ・マネジメント整備では、ITを活用し、ビルのFM環境を整備する。ビルマネジメントサポート、シティマネジメント等を手掛ける。
 IT応用展開では、ビルのアプリケーション環境を整備する。データセンターの構築支援、企業情報ネットワーク化の構築支援、教育情報化の構築支援、医療情報化の構築支援を手掛ける。
 これらビルの情報化をビルの規模・予算を問わず、そのビルに適したビルのIT化を提案する。

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