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ビルリニューアル対応エコナビ 大林組が既存ビルへ向け開発 建物の省エネ改修を評価する新システム

2001.06.25 11:03

 大林組(港区)は、建物の省エネリニューアルに関する総合評価システム「リニューアル対応エコナビ」を開発した。
 同社では98年12月に、主に新築の建築物を対象にした省エネビル総合評価シミュレーションソフトの「エコナビ」を開発しているが、今回は既存物件のリニューアルにおいて、環境保全性に優れた省エネを提案する為の機能を強化したもの。
 同システムの主な特徴としては①既存見物のエネルギー消費量や消費パターンを分析し、その上でリニューアル計画に合わせた様々な省エネ手法を組み合わせることが可能②リニューアル実施後の省エネ効果について高精度な予測が可能③省エネ手法入力ナビゲータ機能により簡易操作を実現、などがある。
 「近年建物に対する、長寿命化、安全性、快適性、環境への配慮、情報化などに向けたリニューアルが求められています。これらのニーズを満たし、機能的で快適かつ経済的なリニューアルを行う為には工費だけでなく、その後の維持管理から解体に至るまでの総ライフサイクルコストを検討する必要があります。今回の新システムにより経済性に優れた省エネルギー提案を行うことが可能になります」(同社)

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