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<新商品紹介>特殊センサー「ピッキング・アラーム」警報音で窃盗を未然に防止

2001.05.21 16:59

 エイ・エス・アイ(板橋区)は、ホームセキュリティシステム「ピッキング・アラームHA-11」を発売した。
 同製品は、昨今社会問題化している窃盗犯罪「ピッキング」防ぐ目的で開発されたもの。内蔵の特殊センサーと電子回路が、ピッキング行為を検知すると大音量の警報音を鳴らす仕組みとなっている。
 警報持続時間は約80秒。ドアが開けられる前に、犯人を威嚇撃退する事で未然に犯罪を防ぐ。
 価格は1万円。また、「通報ユニットRF-23」(別売オプション定価2万円)を取り付けることにより、携帯電話を使用して外部の電話に緊急通報する事が可能で、内蔵の高感度マイクで室内の状況を転送し、出先で室内の物音をキャッチすることができる。不在時でも安心の通報システムとして機能する点が特徴だ。
 ワンプッシュで緊急通報が可能となるためスピーディーな対応が可能、窃盗犯罪は侵入から10分が逮捕の目安となるためビルオーナーにとっては強力な味方になる。
 この「ピッキング・アラーム」は付属の両面テープでドアに貼るため、工事が不要。万一の落下防止のための付属専用ストラップをドアノブなどに掛ける。
 別売りオプションの通報ユニットは送信機をピッキングアラーム本体の側面にある専用接続端子に装着して使用。受信機には単4電池2本をセットし、専用端子に携帯電話を接続する。ビルオーナーにとってセキュリティは課題であり、テナントに対するアピールの一つにもなる。

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