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藍沢証券 喫茶店との複合店舗を多数展開

2001.05.21 16:57

 中堅証券会社の藍沢証券は、現在首都圏に展開する26店舗のうち、10店舗について喫茶店との複合店舗にする計画を進めている。
 「証券会社の堅くて入りづらいという店舗のイメージを払しょくする必要があると考えました。オープンカフェとの複合店舗により、一休みしながら投資情報を得られるなど、消費者にとって親しみやすい証券会社を目指します」(同社)
 現在、大手コーヒーチェーン店を中心に提携などの折衝を続けているという。
 「当社の方でコーヒーチェーンのフランチャイズ店に加盟しオープンさせる、新たに関連会社を設立して運営するなど、様々な方式が考えられます」(同社)
 同社は、一昨年の株式手数料の自由化により、ネットを用いたホームトレード部門を強化している。
 昨年には対面販売とホームトレード画面の機能を持ち合わせたコンプレックス店を5店舗オープンさせるなど、ユニークな店舗作りを行っていることでも知られている。
 尚、金融機関と喫茶店の組み合わせとしては、一昨年4月に地方銀行スルガ銀行の東京本店(中央区)のATMコーナー跡地にスターバックスコーヒーが入居、互いの店舗を自由に行き来できる「インブランチストア」としたケースなどがある。

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