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三菱地所ビルマネジメント 高層ビル内物流システム テナント向け新物流サービス開始 

2001.04.23 15:53

丸の内ビルヂングも物流の一括管理を導入
 三菱地所ビルマネジメント横浜(神奈川県横浜市)は来秋よりテナント企業向けに新たな物流サービスを開始する。
 まず、最初に予定されているオフィスビルは、横浜みなとみらい21地区にある横浜ランドマークタワー。同社は高層ビル内に新型の物流システムを構築し、テナント企業向けに宅配便の取りつぎサービス等を行う。
 横浜ランドマークタワーは1993年の竣工以来、荷物の入出管理は日本通運が行っていた。同ビルは建築当初より物流サービスの効率化に務めており、荷物の一括管理をさらに発展させ、テナントサービスに役立てる。
 今回予定されている新型の高層ビル物流システムは、三菱地所ビルマネジメントと日本通運が共同で行うもの。年内に概要を固めて来秋により実質的なサービスを開始する予定。三菱地所ビルマネジメント横浜は、横浜ランドマークタワー内、オフィス棟25階のビジネスサポートフロア内に、サービスカウンターを設置し、宅配などのサービスに対応して行く予定だ。
 具体的な、サービスの内容は、宅配便の他に、文房具や事務用品といった日常用品の販売、配達、その他にも貸しロッカーやバイク便といったサービスも提供する事で、オフィスビルにおけるテナントの利便性を向上させる。
 これら新サービスの多くは、日本通運が担当、高層ビル内における物流システムに貢献するほか、旅行やイベントのチケットも販売する予定。
 一括管理をさらに強化した高層ビル内物流システムは、来年秋に竣工を予定している丸の内ビルヂング(東京都千代田区)にも導入される。同社は今後引き続きテナントサービスの向上に務めて行く。

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