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三菱電気照明 100V200V共用型インバーター発売

2001.03.26 16:35

 三菱電気照明(神奈川県鎌倉市)は、今年5月21日に100ボルト・200ボルト共用型のインバータを発売する。
 同社は現在、インバータ式省エネ照明器具や省エネ照明用自動調光システム「メルセーブ」等の省エネ製品の開発を進めている。
 インバータン関しては、今までは100ボルトと200ボルトをあやまって取りつけてしまう事故が起きており、共用型インバータの発売によってこのようなミスによるランプの破裂は防ぐ事ができる。
 同社は合わせて「オールランでフリー」(一つのインバータでどんなランプも点灯可能)を進めており、ランプを自由に選択する事が可能となっている。ランプを自由に設定する事で省エネタイプでの物や照度の高い物等を同一のインバータで選択する事が可能となっている。
 最新の効率改善形直管蛍光ランプ、「ルピカエコシリーズ」は蛍光ランプ世界最高効率の1101m/wを達成。価格も従来機種に比べ200円ダウンの1100円とプライスダウンを実現している。
 共用型のインバータの発売により企業の抱える蛍光ランプのストックは現在の半分で済むようになる。100ボルト・200ボルトを区別して保管する必要が無くなる為だ。共用型インバータはオフィスビルをターゲットにしており、今後、普及して行くと見られる。

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