週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

レックス 外壁などのライフサイクルコストを削減 高い熱エネルギー阻止能力をもつ断熱材

2001.02.12 10:26

 レックス(東京都板橋区)では、建物の表面に塗布する断熱材「シスタコート」を販売。この断熱材を建物の表面に塗布することによって、外壁の補修サイクルが長くなり、建物のライフサイクルコストの軽減に貢献する。また、冷暖房のエネルギーロスを抑制する効果もあるため、使用電力・燃料を削減することも期待することができる。
 同商品の主原料は無機質のセラミックで、特殊アクリル樹脂と水を混ぜた塗料である。熱伝導率が0.05という高い熱エネルギーの阻止能力を有している。さらに、防水能力、遮音能力、防錆能力、高弾性、耐火能力、高耐用年数、付着強度などの能力を備えている。
 一般的にこの商品はビルや住宅、工場、倉庫などの屋根、外壁に塗布する。施工に関しては、公害を撒き散らすガン吹きを行うことなく、誰でも簡単に刷毛、ローラーで塗布することができる。塗布する対象となる素材は鉄、木材、コンクリート、発泡コンクリート、スレート、瓦、サイディング、レンガ、タイル、アルミ、ステンレス、ブロック、ボード、ガラスなどだ。同商品はセラミック色をしているものの、好みに合わせて水性着色料にて着色することができる。
 なお、同商品の標準販売価格は、20kg缶(内容量18リットル)で4万8000円となっている。

PAGE TOPへ