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九州エレベータ 首都圏への積極的な展開を図る

2000.11.27 11:24

 九州を中心にエレベーターメンテナンスを展開している独立系エレベーターメンテナンス会社九州エレベータ(鹿児島県鹿児島市)は、首都圏での展開も活発化させている。
 同社は、九州を中心に約4000台、メンテナンス契約を結んでいる。4000台の内訳は、マンション6割で残りの4割はテナントビル、病院、ホテルなど。
 「西日本においては、当社の価格がエレベーターメンテナンス契約価格の相場となるほどの地位を確立していますが、全国のエレベーター設置台数で広島以西は1割程度と市場としては大きくありません。1都3県では、全国の約4割の設置台数があることから、その市場の開拓が急務であると考え、一昨年より東京での業務を強化しています」(大城戸東京支社長)
 今年6月、東京付中サービスセンターを開設、動きを積極化させれている。
 同社のメンテナンスシステムは、総合管理を目的とした完全代行メンテナンスシステムの「フルメンテナンス契約」と、消耗品の交換、機器の修理等、点検仕様書によるサービスを行う「点検契約(P・O・G契約)」の2タイプ。
 緊急連絡システムでも遠隔監視システムと通話システムの2タイプで対応している。

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