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TOTO 飲食店のトイレに関する意識アンケートを実施

2000.11.13 11:56

 TOTO(北九州市)は同社が全国2701名を対象に行った「飲食店トイレに関する調査」アンケートの集計結果を発表した。
 「トイレが不衛生」と感じた飲食店に対しては「もう利用しない」が33%、「利用回数を減らす」が44%と合計で8割近い人が「マイナスイメージを持つ」と回答しており、トイレの清潔さが店舗の来店客の動向に大きな影響を与えることがわかった。
 こうした傾向は年齢層が高くなる程強まり、50代以上では実に54%以上もの人が「もう利用しない」と回答している。
 また、トイレに望む設備としては圧倒的に腰掛便器(洋風便器)が多かったが、その一方で不特定多数の人が使用する便器に直接座る事に対する抵抗感も強く、便座の上に敷くシートペーパーをもとめる声も強かった。
 更にウォシュレットや暖房便座のニーズも高く、駅などといった他の公共トイレと同様の取り組みが飲食店のトイレにも求められているといえそうだ。

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