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山武 「環境技術センター」運用スタート エネルギー消費を抑えた最新鋭ビル コミッショニングシステムも導入

2000.11.06 13:57

 総合オートメーションシステム事業大手の山武(渋谷区)はビルディングオートメーション技術の新拠点「環境技術センター」の運用を開始した。
 同社は旧蒲田工場(約3300坪)について再開発を行う構想を持っており、今回の環境技術センターもそのひとつ。
 環境技術センターは地上4階建てで延床約515坪。同社グループの山武ビルシステムの研究開発部門が入居し省エネルギー、環境制御に関する技術研究を行っている。
 山武グループでは企業理念「Savemation」を打ち出し、環境問題に貢献することを目指しており、同センターについても自然換気・自然採光などを最大限に利用することで環境負荷の削減を図っている。
 「通常の建物に比べエネルギー消費量は約4割、建物の一生の中で排出される二酸化炭素の量は約3割削減できる予定です。また建設が予定通りの性能を発揮しているかについて、設計会社、施工会社と中立的な第三者が協力して立証するコミッショニングというシステムを導入しています」(同社)

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