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音声認識自動受付端末を開発 三菱電機エンジニアリングより来月発売

2000.10.23 14:15

不特定多数の来訪者に対応
 三菱電機エンジニアリング(千代田区)は個人認証システム開発メーカーでもある日本サイバーサイン(世田谷区)と共同開発した音声認識自動受付応答端末「ボイスメディアステーション」の販売を来月より開始する。企業の受付などを対象に年間200台の販売を目指すという。
 このシステムは来訪者が話す言葉を認識し、訪問先へ直接無い線接続するもの。従来の音声認識システムは事前話者登録を必要とする為、不特定多数の人間を対象とする受付システムに用いることが困難であったが同システムは発声スピードやアクセント、イントネーションの違いを認識することができ不特定話者に対応することが可能だ。
 来訪者は部門と氏名を受話器に話すだけでダイレクトにない線接続できる為従来のタッチパネル案内や内線電話の様に面倒な操作を用う必要が無くなるというメリットが生じる。
 またオプションとして音声認識による来訪者記録を残せる他、訪問先の相手が不在の場合は音声メッセージを電子メールへ転送したりすることが可能になっている。
 更にアナログ回線接続を用いて既存の交換機に直接接続することが可能になっており、導入時の大規模な工事も不要になっている。
 価格は1台150万~200万円。

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