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内田洋行 保存文書を光で検索する新システム ファイリングの効率化に大きな効果

2000.10.02 15:39

 オフィス家具大手の内田洋行(中央区)は、棚に保管した文書ファイル・写真フィルムなどの資料について光で知らせ検索しやすくする新システム「FLI」を開発、先月6日に販売をスタートさせた。
 このシステムは発光ダイオード付きのICタグを小型の袋に入れ保管資料に取り付け、棚に内蔵した装置とパソコンを通信回線でつなぐことで一元管理を行うもの。ファイルの保管場所については発光ダイオードが点灯して知らせるので、素早い検索が可能になるばかりでなく、手元のパソコン上で保管資料の有無についてリアルタイムで確認出来る。
 検索や入出庫の自動記録、棚卸・新規ファイル登録といった機能を備えており文書管理・書籍管理・部品棚管理といった幅広い範囲での応用が可能になる。もちろん検索時に汚れや傷を生じさせる心配も無くなる。
 同社としては官公庁、学校・企業等の資料室や図書室を中心に販売してゆく予定だ。

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