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ミレニアムシステム 水素を用いた赤水処理装置発売

2000.08.21 15:54

 活水器メーカーミレニアムシステムが開発した「ミレニアムウォーター活水器」が業界関係者の注目を集めている。
 その理由は研磨剤や薬剤をいっさい使用せず給排水管の赤サビや腐食を防除するからである。
 同製品は1200度以上の高温で焼成した100%天然のセラミックボールを利用し、水分中の水素量を増加させることにより、赤サビの発生を防ぐというシステムだ。
 「水は水素と酸素の化合物です。酸素にはモノを酸化させる働きがあり、水素には酸化状態を元に戻す力があります。つまり赤サビ発生の原因は酸化した水そのものなのです。したがって水自体の性質を変えてしまえば良いのではと同製品を開発しました」(同社)
 この水素の力により給排水管に付着した赤サビと溶解しながら鉄の表面をコーティングする性質がある黒サビへと変化させる。
 取り付け方法は、高架水槽又は受水槽の排水ドレーに同製品を設置。工事時間は数時間で断水も行う必要がないため、テナントの日常業務に支障はきたさない。
 これまですかいらーくグループの約25店舗、ドトールコーヒー7店舗の飲食店を中心に、病院、マンション、オフィスビルなど約200ヶ所以上の取付実績を誇る。

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