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エレベーター運転モード切替システム 混雑緩和や防犯対策の面で高い効果

2000.07.17 11:08

 日立ビルシステム(千代田区)は、既設ビルにおけるエレベーターの混雑緩和や夜間の防犯対策などに役立つエレベーター運転モード切替システム「i-ELEMODE」の販売を開始した。
 このシステムはエレベーターの利用実態に合わせた運転モードが選択でき、そのモードはエレベーター内及び乗り場の液晶ディスプレイに表示される。またこのディスプレイにはニュース、天気予報といったリアルタイム文字放送や館内案内、イベントやビル管理会社からの通知も行える。
 運転モードは目的階まで直行する「防犯直行運転モード」、出退勤時や、昼休みなどの混雑緩和の為に停止階をスキップする「出勤開運運転モード」、荷物運搬などに便利な様にドアの空いている時間を長くさせた「引越し専用運転」など自動切替え、手動切替え合わせて計15モード。ユーザーはこの中から自動、手動きそれぞれ2種類、合計4モードを自由に選択することができる。
 今後全国のサービス拠点を活用し、年間で5000台を販売する予定だ。

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