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(社)腐食防食協会選定「平成12年技術賞」を受賞 三浦工業Zプリザーバ

2000.06.19 17:10

 産業用小型ボイラー・赤水処理装置などの製造・販売を手がける三浦工業(愛媛県松山市)の配管防食用脱気装置「Zプリザーバ」が、(社)腐食防食協会(文京区)が選定する「平成12年技術賞」を受賞した。
 この賞は同協会が様々な腐食防止技術の中から優秀なものに対し毎年贈るもの。
 今回受賞したZプリザーバは水中の浴存酸素を独自の中空糸膜技術で除去し、給排水管内の赤サビの発生を抑止する膜式脱気装置で、高い脱気性能、コンパクト性、経済性、薬品を用いないという安全性などが評価のポイントとなった。
 配管延命、赤水抑止技術については磁気式・ライニング式・薬品投入式など様々な方法が存在するが、今回膜式脱気技術が第三者により高評価をえたことをうけ三浦工業でも今後築年数を経たビル・マンション等を中心に問題化している赤水問題の有効な解決策としてより広く営業展開を図ってゆく考えだ。

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