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渋谷クロスタワーにビル名を変更 5月10日より

2000.05.22 10:17

 1975年の竣工以来渋谷のランドマークタワーとして親しまれた東邦生命本社ビルの名称が5月10日より「渋谷クロスタワー」に変更された。
 暫くの間は旧ビル名と新名称の両方を併用し、9月1日以降完全に新名称に切り替える予定だ。
 同ビルは渋谷駅東側で唯一の超高層物件として知られておりオフィス機能以外にも劇場式ホール、アマチュア芸術家向けのギャラリーなどにみられる様な文化施設としての要素も兼ね備えている。
 しかし、昨年の東邦生命の破綻により現在では米国証券会社のゴールドマン・サックスが所有、三井不動産が仲介・テナント管理を行っている。
 今回の名称変更は旧東邦生命のイメージを払拭するとともに、4月オープンの渋谷マークシティ・来年竣工を迎える東急電鉄本社再開発の渋谷セルリアンタワーなどライバルビルが増加してゆく中で存在感を誇示してゆくことが狙いと見られる。

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