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ファミリーインフィフティーズ大崎駅前 国内初のモジュラーホテル開館 建設コストは約4年で償却

2000.04.17 14:24

 短い工期・低い工費での建設が可能な事から短期的な土地活用法としても注目されるモジュラー(ユニット)工法による国内初のホテルが4月16日、品川区大崎にオープンした。
 この「ファミリーインフィフティーズ大崎駅前」は大手デベロッパーが民間企業所有地を借り上げ運営する駐車場の一部にエム・エイチ・ディベロップメント(品川区)が建設、運営するもので、ビジネス・ファミリー双方の使用に対応出来るのが大きな特徴。
 また建設コストの安さから宿泊料も低価格で、シングル1泊5000円、2名利用で8000円、3名利用で9000円となっている(いずれも朝食付き)。
 「周囲は大型ビルがオープンするなど近年ビジネス街として急速に発展していますがその受け皿となるべきホテルの数が絶対的に不足しています。そうした事情に加え、料金面での競争を考えれば、好調な稼働が期待出来るのではないでしょうか」(同社社長梶川文男氏)
 同社が行った試算によれば建設コストの償却は約4年。建設地は将来大がかりな再開発事業が行われる予定となっており、今回のモジュラーホテルはそれまでのつなぎの役割を果たす土地活用手段となる。

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