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インターセクション 給水管メンテ部門を分社化

2000.03.06 16:55

 光触媒の技術を使った「ティオコート」の販売・施工を行っているインターセクション(東京都新宿区)は、給水管メンテナンス技術「オゾン水殺菌洗浄工法」に関する部署を分社化、オーパスインター(東京都新宿区)を設立した。
 新たに設立されたオーパスインターが展開している「給水・給湯管オゾン水殺菌洗浄工法」とは、建物の給水管に高濃度のオゾン水を注入し、オゾンの持つ高い酸化力・殺菌力を利用して、配管経路の内面に付着したスライム・錆コブを剥離・除去し、同時に配管内面に酸化被膜を形成することにより、以後の異物発生を抑制し配管寿命を延命するというもの。
 この工法の特徴は工期が短い、すぐに効果が現れる、ランニングコストが不要、酸化被膜により腐食を止めることができる点など。
 工事費は目安で一戸当たり5~12万円程度。
 「ビルの配管をメンテナンスせずに放っておくと、スライムに錆コブが発生し、水の味が悪くなる、赤水、水漏れなどの原因となります。そこで何らかのメンテナンスが必要となる訳ですが、当社が行うオゾン水殺菌洗浄工法は、効果の即効性、低コスト、安全性など他の工法と比較して優れている工法であると言えます」(代表取締役 渡部善和氏)
 現在、同社では、この工法の施工を行う代理店を募集しており、4月より全国にて本格的に展開していく。

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