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イトーキ オフィス向け新型チェア発表 再生素材用い環境面に配慮

1999.11.15 11:59

 イトーキ(大阪市)は11月15日、オフィス向けの新型チェア「アペーラチェア」の販売を開始する。
 この「アペーラチェア」は同社主力商品のひとつである「サクラルチェア」に代わるものとして開発されたもので、座面や背もたれのサイズがひとまわり大きく、従来品と同様の価格帯でありながらワンランク上の仕様となっているのが大きな特徴。
 これにより着席時には肩甲骨近辺のあらゆる動きを支持できることから、特にハードなコンピューター作業時の疲労時を軽減させる効果があるという。
 また背もたれのインナーシェルには自動車バンパーの製造時に発生するポリプロピレン樹脂を、布張地にはペットボトルを再生したポリエステル繊維を50%使用するなどしており環境面に対する配慮も行われている。
 尚、商品名の「アペーラ」はイタリア語で西洋梨を意味するペーラに由来する造語。
 初年度の販売目標額は10億円を予定。

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