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サンゲツ テナント健康面配慮 耐性抗菌クロス開発

1996.12.15 10:40

 サンゲツでは、テナントの健康に配慮した「抗菌クロス」を開発、販売に力を入れている。
 これは、松下電器産業が開発した無機系抗菌剤「アメニトップ」を採用することにより、従来の商品に比べ安全性についても向上させているもの。
 同社ではこうした抗菌面、消臭機能、ヒーリング(癒し)のためのカラーデザイン等のソフト面の他、快適性や安全性などの居住性と、機能性の両立にも注力している。例えば、クッションフロアに於いて、転倒した際の衝撃性を柔らげることは非常に重要。その一方では柔らかければその分、耐摩耗性や耐久性が低下してしまう。
 しかし同社では、この点においても十分な性能を備えた商品作りに特化、現在では多くの病院や老人ホーム等に採用されているという。定価は平米単価1100円から。




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