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ウォーターギャランティー オゾン水による給水管洗浄販売 赤錆予防にも効果
1996.11.01 12:02
ウオーターギャランティー(神奈川県横浜市)ではビルの給水管洗浄・水質活性装置取付け工法「ウォーターリフレッシュコンビネーションシステム」を施工販売している。
これは高濃度オゾン水による赤錆の殺菌洗浄と、セラミック活性水装置による再発予防を行うもの。
オゾン水は洗浄後、水と酸素に変化することで人的な害はなく、加えて水と酸化物にしか反応しないため、給水管などの金属を傷めない。一方セラミックを使用することで、きれいで安全な飲料水を常に提供できるというメリットがある。
このシステム工法は、例えば100戸のマンションの場合、工期は約3日から5日。工事コストは、洗浄が約600万円のほか、セラミック装置が約200万円。即効性があり、その後のランニングコストは殆どかからないのが特徴。持続効果は約6年間でセラミックを交換することで同様の効果を得られる。「当社では、ビルの維持管理の一つとして衛生的な水の提供に、今後も積極展開していきたいと考えています」(川上直次郎社長)。