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MCコーポレーション　インターネット対応ビルに　リニューアル事業へ新規参入

1996.10.15 16:32

　MCコーポレーション（東京都港区）では、インターネット専用回線を既存ビルにも設置する事業を早ければ年内にも開始する。
　これは、同社独自の専用回線を、パイプシャフトを通して全フロアに設置していくもの。これにより、テナント側は、パソコンさえあれば自由にインターネットを利用することができる。また、オーナー側にとっても、各テナントへの連絡等が電子メールで行うことが可能となり、管理コストも下げることができるという。
　同社は主に、分譲マンションを販売・監理しているが、同時にプロバイダーとして、インターネット事業にも注力、最近ではインターネット対応型マンションを開発し話題になった。
　「今後、当社の基幹事業として成長させたいと考えています。マルチメディア時代の対応型ビルとして空室対策にも役立つと考えています」（末永邦夫インターネット推進室長）