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スリーディー開発 空室有効活用対策 ミニオフィス本格稼働

1996.10.15 16:27

 大和自動車交通のビル管理会社スリーディー開発(東京都中央区)では、月極めミニオフィス事業を9月より本格的に開始した。
 これは銀座大和ビルの9階の1フロア(約42坪)を利用したもの。テレビ、リクライニングチェアー付きの大小13室(約4平米)と、机のみ8室のブースに分かれており、大ブースは月額6万4000円と1ヶ月分の保証金の他、共益費として3000円が必要。
 その他各種サービスとして、常駐社員2名による電話受付代行、専用郵便受サービス、更にインターネットサービスも利用が可能だ。
 この事業は自社ビルの空室有効活用の一環として開始されたもので、このフロアは、1年以上の空室機関があったものだという。同社では「起業家の仮オフィスとして、企業の出張所としてのニーズを見込んでいる」(神谷由夫営業課長)としている。




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