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この人に聞く ビルの企画から運営までのトータルサービス好評 独自のツービシステム 土地の有効活用を提案

1996.06.15 10:06

 大央(本部福岡市中央区・松岡芳之社長)では、賃貸ビルの企画から、建設、管理、そして運営にいたるまで、同社のノウハウを集約した同社独自のシステム「ツービーシステム」が好評だ。
 「当社は、昭和44年に操業していますから、約30年近く、賃貸管理業を行って来ました。その30年に蓄積されたノウハウを基に開発されたのが、当社のツービーシステムです。つまり、当社のこれまでのデータから、どのようなビルが良い物件であり、またユーザーから見て、テナントニーズに合ったオフィスかも言う事など、多岐にわたる事例を分析しているのです。ですから、オーナーサイドにビル経営に際しての事業計画を提案するにも、現在の状況に即した、コンサルティングをしますので、ツービーシステムで建設されたビルは、ほぼ100%の成功に導く事が出来ます」(大央・松岡社長)。
 大央では、こうしたコンサルティング業務全般に力を入れており、土地有効活用の一環として、オフィスビル経営だけに止まらず、立体駐車場経営、ビルの経営受託なども行っている。同社の立体駐車場経営、PORTNETシステムは、特に都心部の遊休地や、将来の売却予定期間中を、付加価値の高い利用を考えている土地所有者に向けた土地活用システム。このシステムを活用すれば、大央側では立体駐車場の企画、管理、運営をすべて代行してくれる。
 また、賃貸ビル経営受託の保証システムでは、ビルの建設に関する煩わくも無く、同社側、賃料の保証までを含む、全ての業務を代行してくれる、安心システムだ。




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