週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

清水建設 高規格型オフィスビルプランを開発 中規模事業主を対象に業務を迅速化

1996.06.15 10:05

 清水建設(今村治輔社長)では、敷地条件のデータが揃えば、建設発注者ニーズに的確に対応する、高規格型オフィスビルの基本プランを、迅速に提案する、プレデザイン・ビルドシステム「ジェネフィス」を開発した。
 このシステムは、ベースとなる複数の設計プランがあらかじめ用意されており、それらの各種構成要素をパソコンでシュミレーションしながら、自在に組み合わせたりすることで、最適基本プランを提案出来るもの。このシステムにより、同社では従来の3分の1の期間(約1週間)で、建設費の見積書、さらに資金調達の方法、完成後の運用費を含む事業収支計画まで合わせて、きめ細かなサービスを提供出来るようになる。今後、清水建設では、主に首都圏の事業主中心に、同システムを使い営業活動の強化を図る予定。




週刊不動産経営編集部  YouTube