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三晃 宅受ボックス好調 販路拡大で受注増
1996.06.15 10:02
三晃(三浦秀之社長)では、新規事業として、今年から本格化させた、宅受けボックス販売が好調だ。同社の宅受けボックスは、これまでの工事を必要とするタイプの製品と違い、設置するだけの簡易ロッカー。安全面を確保する為に、盗難防止ワイヤーが付随しており、万が一の備えも万全だ。また、余計な付加仕様を出来る限り取り除き、シンプルな造りにする事で、低価格を実現している。こうした、他の商品との差別化を図る事で、同社の製品は、ビルや、マンションなどの既存ユーザーのみならず、新たな購入層も開拓している。先頃も、弁当、総菜などの宅販サービスを行う、ライフエレガンスに、180個の納入が決まっている。