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日本ビル協会連合会 第56回定時総会 新副会長など選任
1996.06.15 09:58
6月5日、日本ビルヂング協会連合会の第56回定時総会が、仙台のロイヤルパークホテルで開催された。
総会の主な議題は、平成8年の理事改選と事業計画の承認で、副会長の柴田隆三(東京建物元社長)と、同岡谷康治(岡谷不動産元社長、3月逝去)が退任。代わって、南敬介(東京建物社長)と岡谷篤一(岡谷不動産社長)が選任された。また理事では、木村寿則(大栄不動産社長)と大山智(三菱地所札幌支店長)、友澤正二(東洋不動産社長)が選任され、小宮山昭一(大栄不動産)、山中政弘(イトウビル)が退任した。
事業計画では、現在の会員数1959と協会数25の増加に努める。平成8年度の税制改正では地価税が0.15%引き下げられたが、これを廃止すべく更に政府に対し要望を強めていく。建築物の工事完了検査の合理化を検討するため、「建築物竣工検査の合理化対策研究会(仮称)」を設置し研究を進めるなどが盛り込まれ、承認された。
同時に開催された日本ビルヂング経営センターの総会でも理事改選が行われ、南敬介(東京建物社長)、岡谷篤一(岡谷不動産社長)、髙橋邦男(三井不動産専務)、北尾昭彦(中央信託銀行常務)らが選任された。
また顧問には高島準司(住友不動産社長)が新たに選任された。