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三井不動産　インターネット上に仮想都市を開設　地域密着情報受発信の場を提供

1996.01.15 16:42

　三井不動産（本社東京都中央区　田中順一郎社長）では、昨年末より本社内に、インターネットサーバーを設置し、仮想都市「アームパーク」を開設した。
　このアームパークとは、同社の街づくりの構想を、電子空間上に具現化するもので、生活に役立つ情報や、地域コミュニティ密着で、情報を双方向に受発信する場として提供するもの。
　具体的な利用には、三井不動産グループ各社が、アームパーク内に出店し、ショッピング、住宅、レジャー、トラベルなどの各分野の情報を提供し、カルチャー店舗などの情報を、わかりやすく、かつ使いやすい形で提供する予定。
　同社では、こうしたアームパークの開設に先立ち、昨年7月より、インターネット上にホームページなどを試験的に開設していたが、今回のシステムは、こうしたものをさらに進めたもの。