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氷蓄熱空調システムの理解を促進 東京電力ヒーバックアンドアール96に出展

1996.01.15 16:40

 東京電力では、2月27日(火)から3月1日(金)まで、東京国際見本市会場(中央区晴海)で行われる、HVAC&R96JAPAN(ヒーバックアンドアール96ジャパン)に出展する。
 今回のテーマは、「いま現在とエネルギーを考える」。同社では、エコアイス方式の空調システムを積極的に推進しており、今回の出店では環境にやさしく、ランニングコストの低減を図れる、同システムのメリットについてより解り易く解説を行う予定。
 東京電力では、こうした氷蓄熱空調普及の為のセミナーや、展示会などを随時行っている。
 昨年も、7月12日より、14日まで、東京ドームプリズムホールにおいて、同社と電気事業連合会の主催により、TEPCO氷蓄熱空調、ビル空調イノベーションを開催している。
 昨年の氷蓄熱空調展は、3日間の総来場数が2万人弱と、盛況な内に幕を閉じた。
 「前回の空調展では来場者の、約30%を上回る方々が、ビルの経営者と当社で予想した以上の数字で、大きな成果が上がりました」(東京電力開発部)
 当日、東京電力では、同システムを使用している、三菱電機や日立製作所などの出展企業とともに協同で利用出来るユーティリティを設け、商談コーナーとして活用してもらう計画だ。
 また、セミナーなども同時に開催し、ハード、ソフト両面でサポートする予定で計画を進めている。




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