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ニューオフィス推進協議会 初の優良オフィス認定企業発表 ベネッセコーポレーションなど8件

1995.11.01 10:36

 ニューオフィス推進協議会(東京都港区、吉瀬維哉会長)は、今年6月に導入し、申請受付を開始していた「ニューオフィスマーク」(優良オフィス認定)制度の、第1回認定企業オフィス8件を発表した。
 ニューオフィスマーク制度は、協議会が昨年公表したニューオフィスミニマムの基準を満たしているオフィスを対象に、協議会の名のもとにニューオフィスと認定して認定証を発行するとともに、インターネットや機関誌でも公表し、リクルーターのひとつの目安にもしてもらおうというもの。
 「ベネッセコーポレーション・東京ビル」(東京都多摩市)など今回初の優良オフィスの認定を受けた8件はいずれも、一般執務スペースとして使用しているオフィスを中心に、ニューオフィスミニマム22項目に沿って、書類および現地確認による一次審査を経て、協議会何設置された「ニューオフィスマーク制度審査委員会」が認定したものだ。
 今回、同時に発表されたニューオフィス認定証および認定プレートにデザイン化されたマークは、オフィスに机、イスやグリーンなどをレイアウトしたイメージで作られたもの。
 協議会内ではこの機会に、求人雑誌へのニューオフィスマーク表示の定着に向けた働きかけを行うなど、マーク認定が企業イメージ向上とリクルート効果に結び付くよう取り組みを進めていく。
 また随時受付は継続中で、今後もほぼ3ヵ月毎に認定オフィス発表を続けていくという。
 なお、今回認定を受けたのは、ベネッセコーポレーションの他、エプソンコーワ本社(長野県上田市)、朝陽電気大阪営業所(大阪府吹田市)、プライスウォーターハウスコンサルタント(東京都渋谷区)、アイケン工業(高知県南国市)、藤高(愛媛県今治市)、佐竹製作所(広島県東広島市)、岡田商事一宮営業所(愛知県一宮市)の各オフィス。




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