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渡米ビル経営視察団、28日出発 12日間で4都市の企業・組織訪問
1995.11.01 10:28
今年で6回目を迎える渡米ビル経営視察団((財)社会経済生産性本部主催)が11月28日から12月9日まで12日間の日程で開催されることとなり、その詳しい構成、訪問先などが明らかになった。団員はビル経営を行う不動産会社幹部を中心に12名。
今回の視察のテーマは①高空室時代におけるビル経営のあり方、②米国における既存ビルの活性化とリフォーム・リニューアルの実態、③ビルメインテナンスにおけるコストパフォーマンスの高度化、④その他、不動産リスクへの対応など。経営、サービス、契約などの専門分野に対してより深く実践的な調査活動を行う。
既に長期不況・供給過剰を乗り越えた米国の知恵と経験に学ぼうと、視察先も専門家との意見交換、実物・現場見学など選りすぐられてプログラムされている。
具体的には、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、サンディエゴの4都市をまわる中で、米国で最も高度な不動産学部を持つNY大学、全米有数の不動産開発・マネジメント会社、ティッシュマン社、ランダワー社(NY)、ビルメンテナンスの分野で世界的に知られるサービスマスター(シカゴ)、ビルオーナーとマネージャーの全米組織、BOMAのサンディエゴ支部など、米国ビル業界の一流会社、組織が訪問先に名を連ねている。