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東陶機器 障害者用トイレタリー発売 オフィスビルでも設置促進
1995.10.15 11:23
東陶機器(本社北九州市小倉・江副茂社長)では、新たに今年8月より障害者用トイレタリーを発売、各地のビルで導入が進んでいる。
同社が今回発売する障害者用ユニットは、幅広い利用者を想定し、より障害者の立場を配慮したものとなっている。介助者の必要とする場合有効な、可動式手すりの設置、便座に座ったまま使用出来る手洗器の導入など、多様なアプローチに対しても、対応出来るよう、様々な改良が加えられたもの。
同社がこうした商品の開発注力している背景には、平成6年に制定された「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の促進に関する法律」(通称名・ハートビル法)が挙げられる。同法は、劇場や展示場・百貨店など不特定多数の人が出入りする場所での障害者用トイレの設置を義務付けたもの。