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1995.10.01 15:55

■オフィスデザイナー講座開講　NOPA、人材育成事業の一環
　ニューオフィス推進協議会（NOPA）では、11月7日から10日までの4日間、提案力向上のための実践的スキルの習得を目的とした平成7年度後期「オフィスデザイナー講座」を開催する。
　これはNOPAが行う人材育成事業の一環で、7月前期講座に引き続いて開催するもの。オフィスワーカーの創造性を高めるオフィスづくりを重点テーマとして、前期講座でも受講者から「実戦ですぐ使えそうだ」、「具体的な参考になる」と好評だった事例研究とデザイン演習を中心としたカリキュラム。具体的には11月7日に鹿島建設の鹿島KIビル（東京・赤坂）、8月にはベネッセコーポレーションの東京社屋（東京・多摩）を訪れ、それぞれの会社の設計、デザイン担当者などから話を聞く。鹿島建設では「空間を機能させる装備―照明・空調・配線システム」などについて、ベネッセコーポレーションでは「企業理念をオフィスづくりに具現化する仕掛け」「オフィスの生産性向上を支えるソフトとハード」などについて、それぞれ説明を受ける。9、10日の両日はNOPA事務局にところを移して、システムオーデザイン・アソシエイツ代表の李泰之氏によるデザイン演習を受ける。
　定員は30名程度を予定しており、応募締切は10月20日。受講料は昼食・懇親会費を含めてNOPA会員は8万円、非会員は9万円（参加費、宿泊費は含まず）。