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交遊録 木村晋介、椎名誠らと過ごした青春時代 サンスリービル管理センター社長 清家靖正氏

1995.09.15 16:34

 同社の顧問弁護士は、テレビの法律相談等でおなじみの木村晋介弁護士。実は清家社長と木村さんは幼なじみで、中央大学の同級生でもある。
 出会いは小学校6年の時。その後、中学も一緒で、高校では分かれたが、中央大の受験の日に御茶の水駅でバッタリと再会。共に法学部に合格し、再び付き合いが始まった。 
 大学時代には清家社長と木村さん、それに木村さんの高校時代の同級生で今をときめく作家の椎名誠さん、さらにイラストレーターの沢野ひとしさんと「今思えば豪華な顔ぶれ」で盛り上がったという。その頃よく集まっていたのが、東京・小岩の椎名さんの下宿先「かつみ荘」。小説にも登場し、有名になったアパートだ。
 ある夜のこと。椎名さんと清家社長、木村さんの3人でウイスキー2本を空けてしまったことがあった。椎名さんと清家社長はそのまま眠気に襲われ、そのまま寝入ってしまったが、しばらくして清家社長がぼんやりと薄目を開けてみると、暗がりで木村さんがなんと法律書を読み耽っていたという。「驚きましたね。こいつには勝てないと思いました。私も一応は法律家を目指していましたが、このことがあって辞めました(笑)」
 その後、別々の道に進んだ2人だが、「独立の時、タダ同然の金額で顧問になってくれた」など友情は続いている。




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