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三菱電機ビルテクノサービス 全国支社で安全キャンペーン実施 管理会社等招きビデオ上映なども

1995.09.15 16:31

 三菱電機ビルテクノサービス(東京都千代田区、林凱社長)では、昇降機の利用者事故防止を目的に、毎年夏期において各地で安全キャンペーンを行い、成果を上げている。
 同社が行っている「95三菱エレベーター・エスカレーター安全キャンペーン」は、7月1日から3ヶ月にわたり、全国の支社にて開催、昇降機での利用者被災事故ゼロを目指して行われているもの。
 今回の場合は、子供、高齢者のユーザーを対象にした「利用説明会」とマンション及びビルのオーナー・管理者を対象とした「管理説明会」の2本立てで行っている。
 自社のこうしたキャンペーンは、毎年子供らが夏休みに入る7月~9月を安全普及の為の啓蒙月間として行われているもので、今年で16年目になる。
 昨月行われた荒川区町屋文化センター内での利用説明会には、延べ1000人以上の来場者が有り、子供向けには、紙芝居形式でエレベーターの正しい利用についての説明などがなされるなど、好評のうちに終了。管理者向けには、今年リニューアルとなった三菱情報センター、三菱ビルシステムプラザの施設見学や、阪神大震災時の教訓に基づいた震災対策のビデオ上映など、森ビル管理等大手管理会社の責任者30人弱を招いて東京支社内にて行われた。当日には、先のPL法施行に関する問題について質問が寄せられるなど、エレベーターの管理について講義もされた。




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