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WBG(幕張) ワールドカープラザ開設 欧米各国の人気者15台を常設展示
1995.09.15 16:28
ワールドビジネスガーデン(WBG、千葉・幕張)の1階ロビースペースに、9月3日より、欧米各国メーカーの話題の人気車15台を常設する「ワールド・カー・プラザ」がオープンした。
これはWBGのオフィス棟イーストおよびウエスト棟の各々1階のロビースペースをショールームとして利用し、欧米各国のモデル車15台を展示するもの。毎月、午前8時から午後10時までの間自由に展示車を見ることができるようにする。
出展メーカーは、ベンツ、ポルシェ、オペル、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ、AMG(以上ドイツ)、プジョー、ルノー(以上フランス)、フィアット(イタリア)、ローバー(イギリス)、サーブ、ボルボ(以上スウェーデン)、GM、クライスラー(以上アメリカ)と、日本でも人気の高い15社が勢揃いする。
WBGは幕張メッセに隣接する35階建てのオフィスビル2棟(イースト棟、ウエスト棟)とアネックス棟、駐車場棟の計5棟から成るビル群で、現在テナント100社強、約5000名が入居している。
事業主体と事業費率は三井不動産が55%、第一生命が35%、鹿島建設が10%となっている。
三井不動産では今回のワールドカープラザ出展について、系列のディーラーの枠を超えて同一の場所で同時に欧米各国の車を見ることが出来る、常設展では全く新しい試みであり、また世界各国の情報を発信するコンベンション都市・幕張という面からも、WBGにおいて輸入車展示ができることは、その性格を一層明確にするものと、その意義を位置づけている。
また、輸入車を展示することで、より文化的に開かれた近代的ビルの新しいインテリジェントアメニティをアピールする狙いもあるようだ。
なお、WBG内のアトリウムでは、これまでも月に一度のクラシックコンサートを実施しており、10月には50回目を迎えるという。