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1995.08.15 17:08

■地価と貸ビル賃料予測のセミナー開催
 「超予測!地価と貸ビル賃料」と題した研究セミナーが、(財)日本ビルヂング経営センターの主催で、9月26日(火)、午後1時から5時まで東京・丸の内の新丸ビル地下1階大会議室で開催される。講師は不動産鑑定士で大野地価研究所所長の大野幸一氏。参加費は1名2万5000円。
 広義では「貸ビル経営に失敗しない3つのポイント」として、賃料相場の流れの把握および予測、適正賃料を常にマークすること、貸ビル建築のベスト着工時期などについて解説する。
 講師の大野氏は住友信託銀行の不動産部長、主管不動産コンサルタントなどを歴任。担当した仲介実績600件、作成した認定評価書700通などの実績を持つ。

■商業空間研究所、年内に数件を事業化
 商業不動産のエイワコーポレーション(永山和生社長)では、先頃社内の商業不動産企画開発事業部門等を分社独立させ、(株)商業空間研究所を設立したが、同社の主力業務である、土地・建物の有効活用に対するマネージメントと業務(調査・分析・企画・立案・収支計画)がユーザーから好評を得て、順調に伸びている。同社の場合、実際に賃貸ビル化の為の充実したフォローアップ体制を整えており、その後の管理・運営体制システムも用意している。「絵に書いた餅ではなく、実際食べられる餅を提供することが私共商業空間研究所の特徴です」(商業空間研究所長野和雄社長)現在、計画・立案を行っているものは20件、テナントの誘致などが進められているものが20件、年内には、数件の事業化スタートが見込まれている。




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