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アイクシステム開発 ビル収支ソフトのウィンドウズ版発売 40年先までをシミュレーション
1995.08.01 14:26
アイクシステム開発(東京都新宿区、池洋三社長)では、同社で開発、販売する賃貸ビル用事業収支計画コンピューターソフト「バランス」について、このほどウィンドウズ版を新たに発売した。
このソフトは、ビルの企画設計段階で、採算が合うかどかを減価償却や税金処理を織り込みながら40年先までのシミュレーションでチェックし、最適な収支計画書を作成するもの。
ソフト自体は昭和58年の発売で、ゼネコンや設計会社など約180セットが出ている。同種のソフトは数社から販売されているが、ウィンドウズ対応のものは住友セメントシステムに次いで2社目。
特に同社の「バランス」の場合、単年度のキャッシュフローがマイナス(赤字)になるターニングポイントを表示し、その時点での返済方法の元利均等から元金均等への変更を自動計算する機能や、収支・支出項目が自由に取れるためホテルやスポーツクラブにも対応出来るという特徴を持っている。価格は40万円。