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NTTファシリティーズ 設備遠隔監視システムに注力 空調、電源などの呼称を早期発見

1995.04.15 10:25

 NTTファシリティーズ(本社・東京都港区)では、24時間稼働している空調、建物設備、コンピューター用電源などにおける設備故障の早期発見や予防に役立つ、設備遠隔監視システムの普及拡大に力を入れている。
 ポンプの故障による受水槽や高架水槽の断水、受電設備や空調設備の異常によるコンピューターの誤操作などをはじめ、電気、電源、空調、情報通信、動力、冷蔵・冷凍、栽培の各設備について監視する。
 こうしたシステムを支えているのが、同社のサービス網。全国10カ所に監視センターをもち、サービス拠点は200カ所に及ぶ。定期保守に加え、遠隔地からのオンラインによるリアルタイム監視で、異常発生時はこれらの拠点から緊急処置や故障修理に向かう。
 また電気主任技術者(二種・三種)1690名、ボイラー技士(一・二級)3430名、電気工事士(一・二級)3780名といった幅広い分野にわたる技術スタッフを揃えている点も同社の強みといえる。




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