週刊ビル経営・今週の注目記事

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ニュースフラッシュ

1995.04.15 10:12

■第5回FM実践講座、5月に開講 事例中心のカリキュラムで応用力養成
 ファシリティ・マネジメント(FM)の実務上のノウハウおよび応用力の取得を目的とした第5回FM実践講座が、(社)ニューオフィス推進協議会の主催で5月23日、24日の両日に開催される。
 低迷する経済環境の下、各社のFM部門担当者はコストセービング、生産性向上のための情報活用にいかに取り組むべきかなどについて、実際に企業内で実践している講師陣を中心に事例中心のカリキュラムが組まれる。目下のところ、松岡利昌氏(松岡総合研究所代表)の講演および、富士通、東洋エンジニアリング、前田建設工業の各社の事例紹介を予定。さらに、京都工芸繊維大学の山口重之教授、日本設計の大武通伯取締役を交えたディスカッション形式のワークショップも計画されている。
 募集締切は5月10日。受講料は協議会会員は5万円、非会員は5万5000円。


■地震と貸ビル被害の法的対策セミナー 所有者責任や関連法規について講演
 地震と貸ビル被害の法的対策をテーマとしたセミナーが4月21日(金)午後1時30分より東京・丸の内の新丸ビルで開かれる。(財)日本ビルヂング経営センターの主催で、講師は弁護士の若山保宣氏。
 先の阪神大震災が貸ビルに多大な被害をもたらしたことを教訓に、地震による貸ビル被害の法律問題について検討するもの。民法や国家賠償法、罹災都市借地借家臨時処理法といった関連法律が賃貸借契約の場にいかに適用されるか、また所有者の責任などについて解説。その上で、貸ビル被害が賃貸人と賃借人との関係に与える影響や、賃貸人と通行人など純然たる第三者との関係について検討する。
 参加費は1名につき2万5000円。(社)東京ビルヂング協会会員は5000円の補助が出る。




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