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「大手町ゲートビルディング」竣工 大丸有エリアと神田エリアをつなぐ大規模複合ビル

2026.08.10 11:26

 7月31日、三菱地所(東京都千代田区)が農林中央金庫(東京都千代田区)、日立プロパティアンドサービス(東京都千代田区)等と開発を進めてきた「大手町ゲートビルディング」が竣工した。
 同ビルは東京都千代田区内神田1丁目に立地。日本橋川にかかる鎌倉橋北詰の西側に位置する。建物は敷地面積5105・74㎡、延床面積8万5398・71㎡、地上26階地下3階。賃貸オフィスや産業支援施設、商業施設などからなる複合ビル。
 8~25階の一般賃貸オフィスは基準階面積約2070㎡の無柱空間。18階には貸会議室などを併設した就業者ラウンジ「GATE LOUNGE」を設置。ビジネス利用のほかリフレッシュ、入居者同士の交流にも活用できる。また同フロアの「xLINK大手町ゲートビル」には約11~約157坪のフレキシブルオフィスを全7区画整備。就業者ラウンジ直結区画や給排水を完備したコミュニティスペース付ハーフセットアップオフィスなどを用意した。
 2~4階には「農と食のビジネス・産業支援施設『MINORIWA』」が31日に開業。施設内にはクラフトサケの醸造所「haccoba 内神田醸造所」も9月に開業する。
 1階のオフィスエントランス内にカフェが出店するほか、広場・水辺空間に面した商業ゾーンにも飲食店を誘致。敷地南側の日本橋川には船着場も整備し、舟運利用者の待合機能や飲食・交流機能を兼ね備えた観光案内所を設ける。
 大手町エリアとの連続性の構築にも力を入れる。日本橋川に新たな橋梁「仲通り散歩橋」を整備し、大手町仲通りに連続する歩行者動線を神田エリアへ延伸。また、敷地に隣接する区道の無電柱・美装化も進め、神田エリアにおける歩行者ネットワークを強化し、丸の内仲通り、大手町仲通りの賑わい軸を延伸していく考えだ。さらに建物エントランス前に丸の内エリアを巡回する無料バス「丸の内シャトル」の乗降場を新設し、神田エリアと丸の内エリアの回遊性向上を図る。
 敷地西側には約1000㎡の交流広場「内神田仲通り広場」を整備。地域の交流広場として様々なイベントを開催できるよう、移動式の家具「ムービングファニチャー」などをしつらえている。
 防災にも配慮。船着場は都の防災計画に基づき、震災時の緊急輸送ネットワークの一部となる。建物内には約1200㎡の空間に約720名を収容可能な帰宅困難者の一時滞在施設を計画。「内神田仲通り広場」も一時待機場所とする。
 環境対策としてはオフィスが「ZEB Ready」を取得。「CASBEE建築」と「CASBEEスマートウェルネスオフィス」はいずれもSランク、「DBJ Green Building」認証は4つ星を取得した。防災対策としては構造に制振構造を採用。非常用電源は平時における全負荷利用想定下で72時間の電源供給を行うとしている。




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