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【関西Newsトピックス】ノットコーポレーション ワーカー目線のリニューアルで「選ばれるビル」づくり

2026.07.13 11:58
給湯室の空きスペースは歯磨き専用に
ビル・マンションなどの収益物件のリモデル(価値の再構築)を手掛けるノットコーポレーション(大阪市中央区)は、大阪市内の賃貸オフィスビル「四ツ橋KFビル」において共用廊下やトイレなどのリニューアル工事を実施した。
「四ツ橋KFビル」が立地する大阪市西区新町は市内中心部の大動脈である御堂筋の西側に位置し、同物件は最寄りのOsaka Metro「本町」駅より徒歩5分、そのほか「心斎橋」駅や「四ツ橋」駅など複数の駅が徒歩圏内に位置している。建物規模は地上13階地下1階で、1989年に竣工。基準階のフロア面積は約150坪。1階にはフィットネスジムがテナント入居しており、空中階はオフィステナントが入居中となっている。今回のリニューアル工事の目的について、ビルソリューション事業部の片岡亮平氏は次のように話す。
「当社は3年ほど前に、『四ツ橋KFビル』のエントランスリニューアルを担当させていただきました。ビルの稼働状況は良好で、オーナー様からは『今後の競争力維持を目的としたテコ入れをしたい』とのご要望があり、ちょうど空室となった8階フロアのエレベーターホール、共用廊下のリニューアルをご依頼いただきました。当社はデザイン面にこだわるだけでなく、普段ビルで働くワーカーの方々の使い勝手や利便性にも着目したリニューアルを行っています。そのため今回の工事ではトイレや給湯室といった、ワーカーが頻繁に利用されるポイントも含めたリニューアルを提案いたしました」
建物は築37年であるものの、共用部分はホワイトを基調とした内装デザインで清潔感のある空間であった。一方で片岡氏は「昭和・平成の雰囲気がやや感じられたので、数年前にリニューアルを行ったエントランスとのデザインの整合性を意識しながら、明るく落ち着きのある空間を目指しました」と、今回のリニューアルのコンセプトを語る。またデザイン性だけでなく、メンテナンス性にも配慮した。従前はエレベーターホールや共用廊下の壁面がホワイトで汚れが目立ちやすかったが、色味に変化を持たせることで美観の維持に貢献する。トイレの洗面台は、隣が映り込まない縦長のミラーを配置。従前からある天井からの間接照明に加えて、ミラーの両サイドからの照明が洗面台に立った際に明るく照らしてくれる。
給湯室は、既存テナント従業員の利便性を踏まえ、従来の大きいサイズのキッチンを約半分のサイズに入れ替え、空いたスペースは歯磨き専用コーナーとした。片岡氏は「従業員の健康を意識する企業が増えていくなか、歯磨き専用コーナーは物件の競争力強化につながると考えています」とする。同社は今後もワーカー目線の提案を通じて、「選ばれるビル」づくりに注力する構えだ。



