週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

大阪・なんばのクボタ本社跡地開発 アリーナを核とした複合開発が始動へ

2026.05.18 12:32

 クボタ(大阪市北区)は11日、大阪市浪速区の旧本社跡地活用について、三井不動産(東京都中央区)および関電不動産開発(大阪市北区)を優先交渉権者として決定したと発表した。収容人数約1万2500人の多目的アリーナを核として、ホテル、商業施設等を含めた複合開発を想定し、具体的な協議を進めるとともに、近隣地域の一層の成長と発展に取り組んでいくとしている。
 開発する本社跡地は大阪市浪速区敷津東1丁目の約2万4000㎡。クボタは約130年にわたって本社を置いてきたが、各棟は1960~1970年代に建てられ老朽化が進んでいることから、2026年5月に「グラングリーン大阪」に本社を移転した。
 本社跡地のある大阪・なんばエリアは多くの人々が集い活気あふれる地域であることを踏まえ、スポーツイベントや音楽イベントなど多目的利用を前提としたアリーナを核とした拠点づくりを条件に事業者の募集を実施。地域の発展、経済合理性、クボタが事業活動を行ってきたレガシーの継承等の総合的な見地から選考を行い、三井不動産および関電不動産開発を優先交渉権者に決定した。
 施設の開業は2032年以降となる予定で、今後は基本協定締結に向けて両社と協議していく。
 クボタでは、長年事業活動を継続してきた地域への感謝を念頭に、大阪市のなんば地区地区計画の基本方針にのっとり、街全体のにぎわいの創出と都市活動の活性化の拠点にふさわしい魅力ある都市空間の創出に貢献していくとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube