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三井不動産 舟運プロジェクト「&CRUISE」始動 フル電動旅客船を4月26日より定期運航
2026.05.18 12:23
三井不動産(東京都中央区)は1月に始動した舟運プロジェクト「&CRUISE」において、国内初の民間企業によるフル電動旅客船の「Nihonbashi e-LINER」の運航を、先月26日より開始した。
「&CRUISE」は三井不動産が自ら船主となり、日本橋川沿いエリアの「日本橋リバーウォーク」とウォーターフロントの様々な拠点を結ぶことで舟運が日常的な風景となること、また今後控える築地市場跡地再開発のまちびらき以降、日本橋・豊洲・築地と新旧三大市場を拠点に舟運ネットワークのさらなる拡大を目的にはじめられたプロジェクト。日本初の民間事業者による電動旅客船の定期運航であり、運行主体は観光汽船興業(東京都中央区)が担う。
運航区間は「アーバンドック ららぽーと豊洲」に併設する「豊洲船着場」と日本橋リバーウォーク付近にある「日本橋船着場」で片路は約25分。運航期間は今月31日まで。日本橋発と豊洲発でそれぞれ1日9便を就航する。
「Nihonbashi e-LINER」には約60名が乗船可能なフル充電旅客船で、リチウムイオン電池を電源として8時間以上航続することができるという。先月25日には近隣住民を招いた就航セレモニーも実施。今後は日本橋や豊洲の施設と連携した街一帯を楽しめるコンテンツなども検討していく構えだ。
日本橋街づくり推進部の市ノ澤伸幸氏は「当船はとにかく音が静かです。振動も少なく、化石燃料によるにおいもない。こうした船は今まで定期航路として日々の生活に溶け込んでいなかったと思います。まずは体験していただき、お客様の声を聞きながら、今後どんな企画をするか当社としても考えていきたい」と意気込んだ。
三井不動産商業マネジメント(東京都中央区)は1日、「コレド日本橋」を2026年10月15日をもって閉館することを発表した。
「コレド日本橋」は2003年に開業。同社は「閉館までの限られた時間ではありますが、感謝の気持ちを形にし、最後まで心地よくお過ごしいただける空間をお届けしてまいります」としている。
なお、同施設は来年秋に開業を予定している「東京ミッドタウン日本橋」の商業ゾーンに再編されることが発表されている。



