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「パークシティ中野」竣工、29日に街びらき 「ゴンチャ」「すし銚子丸」など中野区初出店の店舗も

2026.05.04 10:15
三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)と三井不動産(東京都中央区)は4月25日、JR「中野」駅北口で開発を推進していた「パークシティ中野」を竣工させた。開業と街びらきは今月29日を予定している。
「パークシティ中野」の立地は東京都中野区中野4丁目。2012年にオープンした再開発街区「中野四季の都市(まち)」の南側に隣接し、かつて「中野囲町」と呼ばれた一帯。JR「中野」駅からは徒歩4分。住宅2棟とオフィスビルからなる複合用途の街区開発で、A敷地とB敷地で構成する。
A敷地は敷地面積1万59㎡、延床面積約9万1265・11㎡。マンション棟の「パークシティ中野 ザ タワー エアーズ」とオフィス棟「中野 M-SQUARE」で構成。
オフィス棟「中野 M-SQUARE」は地上11階建て。フロアプレート約1300㎡で、飲食、ソフトウェア開発、アニメ等の業種の企業が入居する。エントランスは「すじ雲」をモチーフとし、流動的で柔らかな空間を表現し明るい色調を基調とする。
A敷地のマンション棟「パークシティ中野 ザ タワー エアーズ」は地上24階地下2階建ての分譲マンションで、一部を賃貸する。共用部にはフィットネスルーム、スタディルーム、パーティールーム兼ゲストルーム、エントランスラウンジ、テラスなどを備える。
B敷地に立つマンション棟「パークシティ中野 ザ タワー ブリーズ」は敷地面積3170㎡、延床面積約2万9286・25㎡、地上20階地下1階建ての分譲マンションで、「エアーズ」同様に一部を賃貸とした。共用部には「エアーズ」と同等の設備を備えるほか、ファミリーラウンジとランドリー、ライブラリーラウンジも用意した。
2棟の住宅は総戸数807戸。専有部は専有面積30・65~125・12㎡、1DK~4LDKの間取りを全105タイプ用意している。「囲町」の「囲」の字をモチーフに、「エアーズ」では、「くにがまえ」から着想を得た円を基調としたデザイン、「ブリーズ」では、「井桁」から着想を得た交差する線を基調としたデザインとした。
各棟低層部の商業ゾーンにはスーパーマーケット「サミット」や家電量販店「ノジマ」、台湾スタイルのカフェ「ゴンチャ」、回転寿司「すし銚子丸」など中野エリア初出店を含む物販・飲食8店舗が出店する。
環境対策としてはオフィス部分で「ZEB Ready」認証、住宅部分で「ZEH-M Oriented」認証を取得済みで、「DBJ Green Building」も取得する予定。
外構部には「中野四季の森公園」のランドスケープともつながる緑地空間を創出。また、2029年度にはJR「中野」駅とペデストリアンデッキで接続される計画で、来街者の回遊性を高めることが期待されている。



