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USEN TRUST 賃貸初期費用のクレジット決済サービス「UGペイメント」4月9日から開始

2026.04.27 10:34

 U-NEXT HOLDINGS(東京都品川区)のグループ会社で、家賃債務保証サービスを提供するUSEN TRUST(東京都品川区)は、4月9日から賃貸物件における契約時の初期費用をクレジットカードで決済できるサービス「UGペイメント」を開始した。
 「UGペイメント」は同社の家賃保証サービス「テナント家賃保証」および「レジデンス家賃保証」と、必要な手続き全てをウェブ上で完結する不動産事業者向け管理システム「USEN Guarantee Web」が連動したサービス。入居者は賃貸物件の契約時に、初期費用(初回保証委託料、敷金、仲介手数料など)を自身が持つクレジットカードで決済できる。まず取扱店(不動産事業者)が入居者に同社の「USEN Guarantee Web」より決済用のURLを送付。後はURLにアクセスし、そこからクレジットカードでの決済を行うだけ。入居者は契約先の不動産事業者へ直接支払いに足を運ぶ必要がなくなり円滑かつスピーディーな入居手続きができる。
 これに加え取扱店は、通常3%前後かかるクレジットカードの決済手数料を含め、無料で利用可能なサービスとなっている。取扱店が決済端末を用意する必要がなく、それでいて入居者のキャッシュレスニーズに応えることができる。敷金等の初期費用が、最短で翌営業日に振り込まれることも強み。USEN TRUSTが立て替える仕組みとなっており、同社の家賃保証サービスを利用する取扱店のみ利用できる。
 「UGペイメント」の開始について取締役 営業統括部長の伊澤英記氏は「これまで不動産事業者においては、入居者からの入金確認やその管理に工数が発生しており、入金確認が取れないことで入居手続きが進まないといった課題や、業務負担に感じているといった声が聞かれていました。また昨今はキャッシュレス決済へのニーズが高まっている一方、高額な手数料が不動産事業者の収益を圧迫している状況にあります。中には、キャッシュレス対応への必要性を認識しながらも、手数料負担の大きさから導入を見送るケースも見られます。こうした高額な決済手数料や入金までのタイムラグといった課題を解決するのが『UGペイメント』です。クレジットカード払いに対応できていなかった不動産事業者にとっては、改めて顧客ニーズに応える機会となり、新規顧客の獲得機会の創出にもつながっています」と語った。開始して1週間ほどだがすでに反響が出始めており、今後も利用者数は急速に増えていく見通しだ。
 昨年5月から「レジデンス家賃保証」を開始。8月には火災保険(借家人賠償責任・個人賠償責任)がセットになった商品「レジデンス家賃保証 リビングプロテクション」も開始した。これらの家賃保証サービスは不動産オーナーや管理会社といった貸主だけでなく、実は仲介業を行う不動産事業者にも好ましい仕組みとなっている。今回の「UGペイメント」のように今後も同社は不動産事業者のメリットや負担軽減にもつながるサービスの提供と、「USEN Guarantee Web」の機能性拡充および利便性向上に努めていく方針だ。




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