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独立系ビルメンテナンス会社のグローブシップ 空調および給排水設備工事等を手掛ける八州興業をグループ化
2026.04.13 11:33
建物の設備管理や清掃・警備・工事業務等を提供しているビルメンテナンス会社のグローブシップ(東京都港区)は、八洲興業(東京都江東区)の全株式取得を決定し、1月30日に株式譲渡契約を締結。3月31日には株式取得が完了。4月1日から八洲興業は、グループの一員として新体制でスタートした。
八洲興業は1966年6月16日設立の設備工事会社。従業員数は今年4月時点で43名。創業59年の歴史を有しており、売上高は昨年5月時点で14億円。空調設備工事や給排水設備工事、メンテナンス業務などを強みに展開。これまでに商業施設、オフィスビル、病院、学校、マンション、官公庁関連施設などの幅広い建物・用途へ自社の技術を提供してきた。
近年グローブシップでは、ビルメンテナンスに付随する工事需要が増加。設備更新工事やレイアウト変更工事など、クライアントから多岐にわたる依頼が寄せられ、同社としても大幅に拡大・成長を続けている。こうした環境変化を踏まえ八洲興業のグループ化は、同社の工事領域強化を一段と加速させる戦略的な取り組み。長年培ってきた高い専門性と技術ノウハウ、さらに新たな顧客基盤を取り込むことで、グループ全体の工事事業をより強固で持続的な成長領域へ発展させる狙いがある。
グローブシップは新たにグループの一員となった八洲興業を重要な戦略子会社と位置付け、八洲興業が大切にしてきた企業文化・価値観を尊重しながら、現行の業務体制の維持を図る。その上で両社が保有する技術力・顧客基盤・人材等の経営資源を最大限に活用し、グループとして新たな価値創造に取り組む姿勢だ。
現在グループでの売上高は全体で約1200億円。今後も独立系ビルメンテナンス会社としてトップクラスの存在感とクオリティを維持しながら、さらなるサービス品質の向上とクライアントからの信頼の強化、社員の成長支援、地域社会への貢献など進めていく。



