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野村不動産 住宅等の会員向けイベントを開催 サステナビリティをテーマに体験型コンテンツなどを提供
2026.03.16 10:53
野村不動産ホールディングスおよび野村不動産(東京都港区)は先月21~23日の3日間、「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」にて「みんつなフェス!2026」を開催した。
同イベントは野村不動産の物件居住者から構成されるNCC(野村不動産グループカスタマークラブ)会員、野村不動産が運営するオフィスの入居者等向けに、エンゲージメントの向上を目的として企画しているもの。企業の展示からワークショップ、出展社によるセミナープログラム、抽選会まで幅広いコンテンツをラインアップしている。
昨年は住宅事業本部の顧客のみを対象に実施していたが、今年はオフィステナント等へ拡大。「サステナビリティ」をテーマに4つのエリアを整備。野村不動産の掲げる持続可能性への取り組みに賛同する27の企業・団体が出展した。
出展者の一部を紹介する。蓄電池の製造・販売を行うEcoFlowでは複数の実機を展示。住宅防災やアウトドアなどで活躍する蓄電池の魅力を発信した。また、ロッテやサントリー、伊藤園といった大手企業やJA×農林中央金庫などの有名企業も出展。ロッテでは成型不良品のガムボトルを粉砕して生成したコアラのマーチ型キーホルダーのワークショップを開催し、参加者はオリジナルのデザインを描きながらエコについて学んだ。JA×農林中央金庫はパックごはんの「農協ごはん」と全国各地の名産果実をグミにした「ニッポンエールグミ」を配布。老若男女から人気を集めた。
会場の奥には野村不動産グループが自社の取り組みを発信するゾーンも整備。2024年から取り組んでいる「庭のホテル 東京」の養蜂活動で収穫した「庭のはちみつ」の試食体験を実施した。また同社グループが奥多摩町に所有する「つなぐ森」の木の端材を活用して作った「かんな節プール」に加え、芝浦周辺でお気に入りの木を見つけて撮影するセミナープログラム「推しの木を探そう!」の企画など、都会にいながら自然に触れ合えるコンテンツで楽しませた。
今年は3日間で約1800名が来場と大きな反響を得た。イベントを企画したサステナビリティ推進部 運営管理課課長代理の相澤夏子氏は「当イベントの背景には『野村不動産グループを選んでよかった』と思っていただきたいという願いがあります。この場所で開催することで、芝浦・浜松町エリアを多くの方に知っていただくきっかけにもなればうれしい」と話す。
会場となった28階フロアは、普段はオフィステナント向けの共用スペースとして機能する。気分を変えて仕事をしたいワーカーや来客の対応などにも活用できるスペースとして重宝されている。ラウンジエリアには昼間はカフェ、夜はビールなどのアルコールを提供する専用カウンターも整備。今後も多くの人々に癒しを与える空間として機能するだろう。



