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メタ不動産 「HATCH八丁堀」完成 築46年の旧耐震ビルを再生

2026.03.09 11:45

 メタ不動産(広島市西区)は2日、築古ビル再生プロジェクト「HATCH八丁堀」の完成を発表した。
 国土交通省の「中小ビルのバリューアップ改修投資促進モデル調査事業」に西日本で初めて採択されたプロジェクトで、増岡組(東京都千代田区)が保有する築46年の旧耐震基準ビルを全面的に再生。耐震性・省エネ性能・防災機能を同時に向上させた。
 立地は広島市中区八丁堀6丁目。広島電鉄「八丁堀」停留所から徒歩圏内。
 同ビルはRC造4階建ての店舗・オフィスビルで、1~2階は1フロア1テナントの店舗・多目的利用フロア。
 1階は89・83㎡の路面店区画。入居テナントは物販・ショールーム・美容・サービス業などブランドイメージを重視する業態を想定。2階は108・52㎡。入居テナントはパーソナルジム、スクール、事務所兼店舗など来店が見込める業態を想定している。
 3~4階は1フロア2区画のオフィスフロア。内装リニューアル済みでエアコン・照明・OAフロア完備で宅配ボックスを備える。
 3階の2区画は少人数・高付加価値オフィス向けで新築水準の内装。入居テナントは士業、設計事務所、IT・コンサル等落ち着いた執務環境を求める事業者を想定している。
 4階の2区画は採光や静けさを重視した最上階のオフィス。
 災害対策としては建物を新耐震基準へ補強したほか、屋上に太陽光パネルを設置。停電時には蓄電池により共用部に電力供給を行う。また屋上に一時避難スペースを設けることで、広島市の制度に基づく「浸水時緊急退避施設」として登録・運用されている。




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