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大和ハウス 牧之原市で大規模開発を始動 商業施設、産業・物流施設、住宅などを市と共同で整備へ

2026.02.09 11:37

 大和ハウス工業(大阪市北区、大和ハウス)は、2026年2月から本格的に開発に着手する「(仮称)MAKINOHARA HILLS PROJECT~地域との共生・賑わい場の創出計画~」の企業誘致などについて、静岡県牧之原市と連携して取り組むと発表した。
 「(仮称)MAKINOHARA HILLS PROJECT~地域との共生・賑わい場の創出計画~」は、大和ハウスが2025年12月までに取得した「牧之原市IC北側土地区画整理事業」の保留地に、商業施設や産業・物流施設、戸建住宅などを開発する予定で、2030年冬頃に全体の完成を予定している。
 開発地は静岡県牧之原市東萩間。国道473号沿いに位置し、東名高速道路「相良牧之原」ICから約300mと物流拠点として高い利便性を備える。また富士山静岡空港から約8km、御前崎港からは約20kmと交通の便が充実している。国内外の来訪者もアクセスが容易で、大和ハウスでは多面的な価値創出が期待される立地と評価している。
 プロジェクトでは約17万1437㎡の用地を4区画に分割。約8万1389㎡と約1万9113㎡の商業施設区画、約6万6519㎡の産業・物流施設区画、約4416㎡の戸建住宅区画として開発する。商業施設や産業・物流施設、戸建住宅のほか、ホテルなども整備する予定だ。
 大和ハウスは工業化建築の技術や事業用施設、大規模団地などの開発で培ったノウハウを生かし、工業団地や産業団地の開発を手掛けてきた。一方の牧之原市は2015年から「『陸・海・空』の広域交通ネットワークを生かした新たな拠点形成」を目指し「東名相良牧之原IC北側開発」に着手。賑わいや雇用の場の創出、定住人口の増加を図るため、新たなまちづくりを推進してきた。両者と「牧之原市IC北側土地区画整理組合」は2023年3月「牧之原市IC北側土地区画整理事業に関する業務協定」を締結。今般、大和ハウスが地域の新たな賑わい創出に向け、プロジェクトを始動することとなった。




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